大石 英司
ぼくらはみんな、ここにいる


神はサイコロを振らない を読んで、

この人の他の作品を読んでみたくなった。

中学生 無人島 自衛隊・・・・ なんて 設定を見て

も もしや 「バトルロワイヤル」か?! なんて 思ったけれど

それとは マ逆の ストーリーでした。

プロローグに出てきた父親と息子が気になって 気になって 気になって

一気に読んでしまった・・・・ という 

作者にはめられた(?!)という 気分にも多少なりましたが・・・・。

プロローグがなければ 「戦国自衛隊 」かよー なんて 思ってしまったかもしれません。

本を読み進めるにつれて、あと これだけしかページ残ってないけど

大丈夫? ちゃんと 終わるの?? 終わるの??? 終わるのぉぉぉぉ!!

なんて 不安になったのですが ちゃんと 終わりました。

それも すっきりとした いい形で。

最後まで読んで もう一度 前に戻って、

そうか そうか そういうことか・・・・ と 反復してみないと わからなくなってしまったのは

先を急ぎすぎて じっくり読まなかったせいかもしれないです。

『サイコロ』の時と同様、登場人物に入り込めはしなかったのだけど

それこそ 「神」のような 気持ちで 遠いところから 

彼らの生活ぶりを 眺めることができ、

いつも 音楽でまとまっていく 中学生たちを 

いまどき こんなに さわやかな中学生いないよなぁ・・・ なんて 思い、

ほとんど 争いごとのない 島内に ちょっと 物足りなさも感じたけれども、

でも この話は これで いいんだ と 思え、

そうで なければ いけないんだよな と 自分で 納得して

読み終えました。

ドラマになったら 見てみたいなぁ って 思います。

だけど ドラマになったら ひょっとしたら 『漂流教室』みたいになっちゃうかも・・・・・。

ポニーキャニオン
ロング・ラブレター~漂流教室~ Vol.1

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