鉄道員(ぽっぽや)

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読みました。『鉄道員』

ぢーんとくるような話ばかり集めた短編集です。


いろんな分野の小説を書いている浅田次郎を見ていると

ほんと 「小説家」なんだなぁと 思う。

父親が不在とか、落ちぶれた家とか、やくざネタとか、

エッセイ見ていると 経験からきているように思えるけれど

その経験に基づいて こんなに書けるんだから

やっぱ 小説家に 想像力だけでなく 経験も大切なんだろうなぁ と 

思えてしまう。


映画化された『鉄道員』はもちろん

『角筈にて』も『うらぼんえ』も家族が描かれている。

そして 非現実・・・・・・。

現実的な話でありながら そこにファンタジーが組み込まれ、

ああ ちえりん 大好きだわー という 話たちでした。


こういうふうに ファンタジックにしてしまうのがイヤという書評も見かけますが

ちえりんは こういうふうに ファンタジックであってほしいと 思います。


でも 『鉄道員』の映画化って、

この短編をどう2時間 引っ張ったのだろうか・・・・・


鉄道員(ぽっぽや)/高倉健
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