春のソナタ/三田 誠広
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冬のソナタではありません。


以前に読んだ 『いちご同盟 』の続編だと思って読み始めたら

違いました。

多分 文庫版のサブタイトルに 「純愛-高校生編」と

あったから でしょう。


主人公の直樹はかなりさめた印象の高校三年生。

バイオリンは天才的、さらに柔道までできちゃう、

結構 すごい17歳なのである。

でも家庭環境はかなり 複雑。


同じような 毎日が 川口早苗という人と出会って変化。

普通の高校生なら 出会わないような人たちと会い

普通の高校生とは 違う経験をしていく。


一貫して 高校生っぽくない 雰囲気の直樹だったけれども

最後の最後のクライマックスに 重い想いがあふれているような気がした。


高校生の時 こういう本を読んでたら

読書感想文 書きやすかったんじゃないかなあって 思います。