- ある愛の詩/新堂 冬樹
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「純愛」という紹介文に惹かれて 読みました。
二年くらい前に 黒木メイサと 松田翔太で ドラマ化も
されていました。
確かに純愛なのです。
小笠原のドルフィンビーチで 出会った拓海とルカ。
拓海はすごく 無垢で 純粋に ルカに 告白をする----。
拓海は ルカのためだけに 一生懸命なのに
ルカは 拓海がやっていることを 理解できない。
確かに 拓海のような人は めったにいません。
海の描写は すごくキレイです。
作者は 海 すごくスキなんだろうなと 思うのです。
でも なんでだろう。
ちえりんは 入り込めませんでした。
拓海とルカの 行く末を 傍観者として 見守っているという感じで
読み進めていました。
でも そんな 傍観者として
こんなに 純真無垢な青年は きっと この世には存在しない。
それは ある意味ファンタジーで
そんな青年に愛されるルカは ほんとうに 女神なんじゃないかな
と 思えてしまうのです。
でも やっぱ お金=ホストなのか・・・・・。
この本では 傍観者であったちえりんも
『忘れ雪』は 思いっきり感情移入しました。
- 忘れ雪/新堂 冬樹
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