蒲公英草紙―常野物語 (常野物語)/恩田 陸
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常野物語。


想像以上に 読み応えありました。


戦前の古き日本という 田舎の風景が

(実際は ドラマや映画でしかみたことのないような風景が)

浮かんできそうな 雰囲気の場所で

これまた 映画やドラマに出てきそうな 人たちを中心に

「私」(峰子)の前で いろいろな フシギなことが おきるのです。


こういう感じ 少女マンガでも読んだことあるかも・・・というような雰囲気。

登場人物それぞれが なんともまぁ 生き生きしている!

登場人物にムダがないというか、どれもがなくてはならない存在。


『春田一族』というのが 話の軸に出てきます。

これは 『光の帝国』を読んでいたら どういうことか すぐにわかります。

『光の帝国』を読んでるとき イマイチ理解しきれなかった 春田一族が

『蒲公英草紙』の峰子の目を通じて わかってきました。


常野物語は あと 『エンドゲーム』というのが出ています。

これも さっそく 読まねば!


エンド・ゲーム―常野物語 (常野物語)/恩田 陸
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